魚の目(けいがん)の症状
魚の目は鶏眼(けいがん)とも呼ばれ、芯の有無で区別されます。
足の裏の体重がかかる部分の皮膚が硬くなります。中央に芯があるものが魚の目で、歩くときに痛みを伴うのが特徴です。
お子様の足に魚の目ができることは少なく、お子様の足に硬いものができたときはウイルス性のイボであることがほとんどです。
原因は何ですか?
同じ部位に繰り返し摩擦や圧迫刺激・体重が加わることが原因です。膝や腰が悪い方は、特定の部分に体重をかけて歩いてしまう場合が多く、魚の目ができやすくなってしまいます。また、足に合わない靴や女性の方であればハイヒールも原因となります。
検査はしますか?
診察で診断がつくので、基本的に検査は必要ありません。ウイルス性のイボとまぎらわしいときには、表面を少し削ることではっきりします。
日常生活で気を付けることはありますか?
靴が合っていないと再発の原因になるため、足に合った靴を選ぶことが大切です。きつい靴はもちろんのこと、ゆるすぎる靴も原因になります。また、姿勢や歩き方も意識しましょう。薬局などで販売されている魚の目パッドが有効な場合もあります。