高血圧・高脂血症・糖尿病・高尿酸血症等の生活習慣病
- 生活習慣病を全部を診てくれる専門科は?
- 生活習慣病は慢性疾患であり、すぐに大きな症状は出ませんが、早くに病気を見つけ、適切にコントロールすることが将来的に心筋梗塞や脳出血、脳梗塞等の疾患の予防、すなわち心血管イベントの予防となります。生活習慣病は高血圧症、高尿酸血症、糖尿病、高脂血症、慢性腎障害と多岐に渡ります。漫然とそれぞれに対する薬を処方するのは一般内科医であればだれでも可能ですが、それぞれをしっかり管理、コントロールを行い、いざ何か症状がでたときに対応するためには、内科全般に精通している総合内科専門医が適していると思います。
- 生活に影響がないが受診すべきか?
- 生活習慣病はすぐには症状がでませんが、それぞれゆっくりと進行していき、いずれ心筋梗塞や脳梗塞、脳出血等の心血管イベントが発生してしまったら、その後の生活に後遺症を残す可能性があります。そういうことを防ぐためにも、市販のサプリではなく、病院にかかっていただき、適切な内服をする必要があります。
- 生活習慣病を悪化させてしまう行動は?
- 睡眠不足、過労、塩分の過多摂取、動物性脂肪の過多摂取、喫煙、過多飲酒(許容される飲酒は男性で一日およそ日本酒1合、ビール中瓶1本、焼酎半合、ウィスキーダブル1杯、ワイン2杯弱以下で女性はその半分になります。)
- 検査や治療は時間がかかりますか
- 基本的に検査は採血検査になります。必要ならば全身CT等の画像検査を試行します。即日検査をできます、それほど時間がかかる検査ではありません。治療は内服治療になります。経過を見せていただきながら継続的に内服を続けることになります。
- 受診すれば治るのですか
- 高血圧、高脂血症、糖尿病、高尿酸血症等の生活習慣病は慢性疾患です。感冒や肺炎等の急性疾患と違って、現代の医療では、何週間薬を内服すれば治るというものではありません。内服や生活習慣の是正により、病気をコントロールして、将来の心血管イベントを予防し、未病の状態を維持することが目標です。将来おきうる事故を防ぐための治療をするので、なかなか目の前の成果は見えにくいですが、継続治療していくことが重要です。
- 蒲田駅前内科では何をしてくれますか
- それぞれの患者さんにあった治療法を模索して、大きな病気を起こさないように一緒にがんばれるように、寄り添う医療をしていきます。動脈硬化の変化、大動脈に動脈瘤等の病気がないか、他の内臓に異常がないかをCTを利用して適宜チェックしていきます。総合病院や大学病院で行うような検査を、当クリニックで必要な時に検査致します。
必要ならば、大学病院の医師と連絡をとり、当クリニックでは試行できない検査や治療をお願いすることもあります。